出生前検査
出生前検査
赤ちゃんの病気は、染色体の異常だけではなく、脳や心臓、手や足、顔の異常など数多くあります。
我々の施設でもこれらを見逃すことの無いように毎回慎重に観察を行っております。
染色体検査
染色体検査には慎重な対応が求められます。
染色体検査には、
クアトロ検査
当院では クアトロ検査を 御希望の患者様に説明・納得の上 施行しております(
参考資料:
クアトロテスト™(母体血清マーカー検査)
(http://www.labcorp.co.jp/medical/quattro01.html)
新型出生前検査:NIPT検査
新型出生前検査(NIPT)とは、NonInvasive Prenatal genetic Testingの頭文字を取った表記で、無侵襲的出生前遺伝学的検査です。
この検査は、
(1)無侵襲 ーー母親の採血で検査が出来るので、検査に伴う流産といったリスクはない。
(2)出生前 ーー妊娠10週と言った比較的早期から検査が可能。
(3)遺伝学的ーー母親の血液中に見られる 赤ちゃん由来のフリーDNAと言う物を調べて染色体数の異常がないかを調べる検査で、
診断精度が非常に高い。
と言った理由で 最近はよく採用されています。
NIPTで分かるのは 基本的には 21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーの染色体異常の有無です。
但しこの検査も確定的な検査ではありませんので、異常とされれば羊水検査などの確定検査を受けていただく必要が有ります。
以上の事を ご理解の上 ご相談下さい。
胎児ドック
先に述べましたように,当院でも毎回慎重に胎児異常が無いか観察しておりますが、詳しく専門的に妊娠初期の段階でスクリーニングする「胎児ドック」をご希望されます方には、大阪にあります専門クリニックを紹介させて頂いておりますので、お申し出ください。