不妊症
不妊治療に対する当院の思いと方針
ご夫婦の間に新しい生命が芽生える! 本当に素晴らしい事です。
しかし、ご夫婦が仲良く楽しく暮らしていて出来るこの芽生えが、何故か出来ない。
この悩みは、本当に辛いものです。でも悩んでいても解決はしません。
ご一緒に頑張っていきましょう。
40年以上不妊治療に携わってきましたが、妊娠する しないってまだまだ分からない不思議なものだなあと思わされています。
簡単に妊娠していただけるかと思えば、高度不妊治療(体外受精・顕微授精)を繰り返し、繰り返し受けていただいても なかなかコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれないと言った残念な事もあります。
でも 高度不妊治療が行えるようになって、その前とは比べものにならないぐらい治療成績は良くなってきています。
当院の方針
先ず一般不妊治療(タイミング作りと指導・人工授精)をしっかり行い、一般不妊治療が奏功しない場合は速やかに高度不妊治療にステップアップして参ります。
高度不妊治療(体外受精・顕微授精)が令和4年4月から保険適用になったのは誠に喜ばしいものです。
しかし、保険適用になったと言いましても、回数と年齢制限があり、それで妊娠していただけなかった場合の自費診療ともなれば、高額の経済的負担が、心身の負担の上に さらに重くのしかかります。
患者様だけに辛い思いはさせません。
そのような患者様に 何としてでも妊娠していただけるように、医は仁術と言う言葉を胸に、非常に低価格で誠実な治療を行って参ります。「高度不妊治療の費用」を是非ご覧下さい。
当院の思い
辛口の言葉になりますが、こうして長く不妊治療に携わってきてつくづく思うのは俗な言い方ですが 卵の若さで成績の良否が決まってくるなあ〜と言うことです。
この事は 不妊では?と思い立ったら、まずは 早めに気楽に受診して戴きたいと言うことです。
もう一つは、治療は 特に女性側に心身の負担が大きくかかります。
ご夫婦の間が 気まずくなることも見受けます。これでは本末転倒です。
お互いをいたわり、仲良く暮らしていく。この事は治療を始めるにあたり心にとどめておいてください。