子宮癌検診
子宮頸癌検診
子宮頸部癌は 撲滅出来ます
私たちは、子宮頸部癌で手術を受けたり、まして命を失うなどと言うことの無い世の中を夢見ています。 この夢は、定期的に子宮癌検診さえ受けていただければ、現実のものとなります。
若い時から定期的に細胞診さえ受けていただければ、子宮癌になる手前で必ず診断出来ます。
細胞診検査は,殆ど保険で行えますし、検診には国や市町村からの助成があります。
子宮頸部細胞診検査・HPV検査(パピローマウイルス検査)
子宮癌検診の基本の細胞診検査では、子宮の出口の付近をこすって取った細胞を調べます。
結果は1週間で分かります。お電話で結果をお伝えもしております。
HPV検査:HPVとはヒューマン・パピローマ・ウイルスと言うありふれたウイルスのことで、子宮頸癌の殆どは、このウイルスの「高リスク型」と呼ばれるものの持続感染が原因になっています。このウイルスが、子宮の出口付近にいないかを調べる検査です。
非常に有効な検診方法だと思います。保険適応がある場合があります。
市町村によっては、子宮癌検診に細胞診検査とHPV検査を助成しているところもあります。
当院では自費の場合 3,000円で行っております。
子宮膣部拡大鏡検査
細胞診検査やHPV検査で異常が見つかった場合、子宮膣部拡大鏡検査(コルポスコピー)を受けていただきます。
写真のような器械で、子宮の出口を拡大して異常所見があれば、その部分を少し切除し、病理検査に出して確定診断を行います。
子宮体癌検診
子宮体癌の早期発見は、非常に難しいものです。
閉経後に不正出血があれば、まず疑ってみると言う心構えがないと見逃してしまいます。
診断方法としては、まず子宮体部細胞診を行います。
補助診断法として、超音波検査で子宮内の様子を探ります。
疑わしいとなれば子宮鏡検査(ヒステロスコピー)を受けていただき、子宮腔内を直接
内視鏡で調べます。当院では、図のような最新のファイバー型の子宮鏡検査を行っています。