よく頂く質問
妊娠・分娩関連
- 分娩はやめられたと聞きましたが、妊娠の診断や健診はできますか?
- 分娩の取り扱いは行っておりませんが、妊娠の診断や健診は行っております。
妊娠初期の異常がないかのチェックや、つわりの対応なども可能です。
里帰り分娩を考えておられます妊婦様は、妊娠初期から帰省の時期まで責任をもって母児の健診をさせて頂いております。
当院の不妊治療、特に体外受精などで妊娠されました方には、安心できる安定期までしっかりと健診させて頂き、その後にご希望などもお伺いし、分娩されます施設様へ詳しい紹介状を添えて移って頂いております。
また、残念ながら流産になった場合も、手術も含めて対応可能です。 - 妊娠中の夜間や休診日(当院では祝日だけです)などに、性器出血や腹痛、その他どうしても相談したいことが起こった場合はどうしたらよいのですか?
- 平日は20時以降、土日は17時以降、クリニックの電話は通じなくなります。このため、妊婦様や不妊患者様など急変する可能性のある方には、夜間休診日用の緊急連絡先の電話番号をお知らせしております(パンフレットをお渡ししています)。 また場合によっては、緊急の詳しい検査や入院などが必要な場合もあるかもしれません。これに備え、提携医療機関の産婦人科に紹介状を持って予め一度だけ受診して頂いております。カルテが同院にあることになりますので、我々から連絡をして了解が得られれば、提携病院にて診察や入院治療が可能な体制をとっております。
- 胎児の出生前診断について
- ご高齢妊娠などで、胎児がダウン症などではないかと心配な場合、出生前診断があります。 当院では妊娠15週はじめに、血液による「クアトロテスト」(母体血清マーカー検査)が可能です。これは、妊婦さんの採血を行い、血液中に含まれる4種類の成分を測定し、胎児がダウン症、18トリソミー、開放性神経管欠損症である確率を予測して、基準となる確率(カットオフ値)をもとに羊水検査などの確定診断検査の実施を考慮するためのスクリーニング検査です。 詳しい説明は、健診の際に医師よりさせて頂いております。 確定診断である羊水検査は、これまで積極的に行ってきましたが、当院が分娩取り扱いを止め入院施設がなくなったことを契機に中止とし、必要な場合は遺伝相談可能な施設に紹介させて頂いております。 さらに、もっと妊娠早期に胎児異常の精密検査をご希望の場合は、大阪に在ります「胎児ドック」専門施設へも紹介可能です。
- 他の医療施設で妊婦健診を受けていますが、胎児の4Dエコーはしてもらえますか?
- 可能です。お電話にて予約を承ります。SDカードに録画も可能ですので、お持ち下さい。なお当院でもSDカードを購入して頂けます。
- 主人もエコーを一緒に見たいのですが?
- 妊娠20週前後の健診から、一緒にご覧になって頂けます。
- エコー検査や4D映像は録画できますか?
- 当院ではSDカードに録画可能です。ご自身のSDカードを持参して頂いてもよいですし、当院の受付で販売もしております。
- 葉酸のサプリメントは服用したほうが良いですか?
- 胎児の神経管閉鎖障害などの先天異常を予防するために、赤ちゃんを希望される方はできるならば妊娠前から葉酸を摂取するように厚生労働省からも勧告されています。また妊娠中も早産や常位胎盤早期剥離の予防などに役立つといわれています。1日の必要量を食事だけで摂取することは難しいためにサプリメントの摂取は良いことです。 当院では、妊活、妊娠中に必要な18種類のビタミン、ミネラルをバランス良く配合した、製薬会社が作った安心して内服できる「エレビット」を窓口で購入することが可能です。
- 少し妊娠週数が進んだ状態ですが、中絶はできますか?
- 当院では妊娠11週までの人工妊娠中絶手術をお受けしております。 従って,妊娠継続について 悩んでおられる場合は、とにかく 早く相談にお越し下さい。 ※妊娠12週以降の場合は、手術前後の安全確保のため入院設備が必須ですが、当院では2020年3月末の分娩取り扱い中止を契機に入院設備がなくなりましたので、上記のような対処に変更いたしました。