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Infertility

不育症とは

不育症と言いますのは、妊娠はするのですが、流産や死産や早期新生児死亡を繰り返して結果的に赤ちゃんを授かることが出来ない事を言います。
習慣性流産と言う言葉がありますが、これは流産(妊娠22週未満)を繰り返してしまう状態を言いますが、不育症とほぼ同じ(同義語)と考えていいでしょう。
何回 流産・死産を繰り返した場合を不育症と言うのかと言いますと、現在は2回以上の流産・死産あるいは早期新生児死亡の既往が有る場合を,不育症と言います。

不育症の原因(リスク因子)

図1に厚生労働研究班による不育症のリスク因子の頻度を示します。

不育症についての本音を言わしてもらいますと、不育症の診断・治療は難しいです。
難しいと言う意味は、真の原因が多くの場合、分からないという意味です。
図1に不育症の原因と書かれてありますが、括弧内にリスク因子とも書かれています。
つまりはっきり原因と断定することが難しく、この様な因子は良くないよと言っているのです。
このリスク因子の中で、原因として比較的はっきりしており且つ治療効果の期待できるのは、 抗リン脂質抗体陽性の場合ぐらいでしょうか。
染色体異常は、原因としてははっきりしていますが、治療方法が無い。しかしある確率で、 問題なく経過もすると言えます。
子宮形態異常(双角子宮、筋腫合併子宮、etc)もその原因かと聞かれると、なかなか断定しにくいのが現実です。
この図を見ていただくと、偶発的流産とリスク因子が不明な人の頻度が合わせて65.3%も ある事が分かります。この偶発的流産と言いますのは、たまたま(偶然に)染色体異常が 発生してそのために流産したと言うことです。従って,こうしたカップルは、何の治療も することなく,次の妊娠は順調に行く確率は高いのです。

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